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小林古径作品と雪室羊羹がコラボ 上越市の記念美術館で販売

3週間前

2020年10月3日に新潟県上越市の高田城址公園内にオープンした「小林古径記念美術館」は、日本画の巨匠、古径の5作品をパッケージに採用した同館限定のようかんを土産品として販売している。同市内の老舗和菓子店、大杉屋惣兵衛の「雪室羊羹ようかん」を高品質印刷の掛け紙で包装したもので、「椿」や「里寸りす」など鮮やかな色彩と繊細な線の古径作品が和菓子を引き立てている。

ポケットサイズのようかんそれぞれに古径作品がデザインしてあり、土産品に最適
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同店製造担当の宮越雅士さん(47)が、高田地区の新しい観光文化施設の開館に合わせ、地元和菓子店として協力できないかと提案し、同館が監修した。

雪室羊羹は、雪室で貯蔵することで濃く鮮やかな色となった抹茶を使った「濃茶」と、雑味の少ないコーヒーを使った「珈琲」の2種類があり、「雪室推進プロジェクト」の開発商品として2018年から販売している。切り分ける必要のない50gのポケットサイズで、同店の人気商品だ。

パッケージの古径作品は全て同館の所蔵品。濃茶は「椿」「鶺鴒せきれい」のほか「八仙花」という作品に描かれたトンボを、珈琲には「里寸」「牡丹ぼたん」をデザインした。5本セットの箱の掛け紙には、大きくボタンをあしらい、花びらの鮮やかな赤色と葉の深緑色のコントラストが目を引く。パッケージの印刷は、古径の作品世界に見合うよう、美術品のカタログや図録などで使用される高品質の美術印刷で仕上げてあり、高級感も漂う。

宮越さんは「古径ともに、上越の雪室文化を広く知ってもらうきっかけになれば」と話している。

小林古径記念美術館
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牡丹と里寸のパッケージの2本セット500円、5本箱入り1400円(いずれも税込み)。小林古径記念美術館のみの販売で、大杉屋各店での取り扱いはない。問い合わせは同館025-523-8680

▽小林古径記念美術館 https://www.city.joetsu.niigata.jp/site/kokei/

小林古径記念美術館

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