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高田で一斉雪下ろし実施へ 学校臨時休業15日まで延長 道路の除排雪めど立たず

8か月前

新潟県上越市は2021年1月11日、大雪災害対策本部会議を開き、高田地区で一斉雪下ろしを実施する方針を明らかにした。市内全域で道路の除雪が追いついていないため、市立小中学校の臨時休業を15日まで延長する。また、道路除雪が進まないことから、市民に不要不急の車での外出などを控えるよう呼び掛けている。

9年ぶりの一斉雪下ろしへ

高田地区の一斉雪下ろしは、雁木や屋根などの雪を道路に一斉に落として重機で排雪するもので、2012年以来9年ぶりとなる。実施の目安は屋根の積雪140cm以上、1平方m当たりの重量420kg。積雪は基準を超えている場所がほとんど。大雪のピークが過ぎたことから、今後気温が上がると比重が増すことが予想される。

村山秀幸市長は「南本町で空き家が倒壊した。実施に踏み切らねばならない。業者、地元などと段取りを進めているので、(日程が決まったら)早く市民にお伝えしたい」と話した。

2012年2月に行われた一斉雪下ろしの様子
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小中学校臨時休業15日まで延長

また、除雪が進まず通学路の安全確保などが困難なことから、12日までとしていた市立小中学校臨時休校を15日まで延長する。12日は学校敷地内の除雪のため、放課後児童クラブをすべて休止する。13〜15日については希望する人のみ開設する。希望する場合は12日午前8時30分から午後5時15分までに学校教育課(025-545-9244)に連絡する。市立保育園は12、13日が休園。

道路除排雪めど立たず 排雪ルートを確保

大雪により上越市内では幹線道路でも除排雪作業が進まず、道路機能の回復の見通しが立っていない。市は積雪が除雪能力をはるかに上回ったとして、今後県と協力して排雪ルート確保を第一とした計画を進めることが説明された。市民には不要不急の車での外出など控えるよう呼びかけている。

除雪不能路線の雪を排除するためには、道路の圧雪と路肩に積み重なった雪を取り除く必要があることから、県と協力して雪捨て場を複数整備し、雪を載せたダンプが雪捨て場に向かうルートをまず確保する。同時に病院や駅などに向かう主要幹線を優先して除排雪作業を行い、その後、順次団地などの狭い道路の除雪を行うとしている。

しかし、道路機能が通常通り回復するまでは、見通しが立たず「相当な日数がかかる」としている。除排雪作業が円滑に進むよう、市民には不要不急の車での外出や路上駐車を控えるよう呼びかけている。村山秀幸市長は「市民の皆さんにご苦労をしいながらお願いを申し上げ、早急に雪を取り除いた生活を取り戻したい」と理解を求めた。

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