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土産物を統一ブランド化「ニイガタスーベニアクラブ」 市立歴史博物館で展示販売

2週間前

(追記)2020年10月20日から11月1日まで延長開催となりました。


新潟県内の民芸品や工芸品を、土産物として統一ブランド化した「ニイガタスーベニアクラブ」の展示販売会が、新潟県上越市本城町の市立歴史博物館で開かれている。三角だるまやスゲ細工といった民芸品などを現代風にアレンジしている。2020年10月18日まで。

みなと人形本舗(新潟市)の「三角だるま」
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同ブランドは妙高市の飯吉和彦さん(39)が、アパレル関連の仕事の経験を生かし、1年ほど前に立ち上げた。同市平丸地区の伝統工芸品、スゲ細工の保存会に販売サポートで関わるうちに、県内の地場産業の製品や民芸品、工芸品などを、一つのブランドにすることで、もっと多くの人に届けたいという思いに至ったという。展示販売会は今月、新潟市での初開催に続く2回目となる。

ニイガタスーベニアクラブ代表の飯吉さん
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民芸品は縁起物として、赤色や黄色といった派手な色や装飾を施すことが多いが、ブランドイメージとして、色をブラック、グレー、オリーブ、ネイビーの4色に統一。伝統を守りつつ新しい要素が加わることで、玄関やリビングにさりげなく飾ったり、センスの光る贈り物として使ったりできる土産物となった。

オリガミデザイン(長岡市)の「和紙のおうち」(LEDライト付き)と藤岡染工場(阿賀野市)の「注染手ぬぐい」
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陶房柳澤(上越市)の「フリーカップ」
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新潟市などの伝統民芸品「三角だるま」はだるま顔だけでなく、ツートンカラーや雪山をイメージしたものを制作、上越市のガラス工房「ファラジ」と陶芸の「陶房柳澤」の商品も、一般販売とは違うシックな色合いだ。妙高市のスゲ細工、糸魚川市のワラ細工は小型化した。このほか、新潟をイメージしたモダンなデザインのてぬぐいや和紙のミニランプなど、約25社50種類の商品が並ぶ。

綿と鳥の羽根でできた野鳥こけし(十日町市)の「野鳥こけし」
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会場は、歴史博物館の正面入口右の以前はミュージアムショップだったコーナー。主に商品を取り扱う業者に向けた展示会だが、一部の商品は誰でも購入でき、自由に見学もできる。今後は販売店を増やしつつ、同ブランドの店舗開設も検討しているという。

スゲ細工やワラ細工、組み子鍋敷きなど上越地域の商品も並ぶ
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飯吉さんは「中越や下越の民芸品などは知らない人も多い。実際に手に取って見てほしい」と話している。時間は午前9時から午後5時まで。

問い合わせはメール([email protected])、またはインスタグラムアカウントで(@kazuhiko_iiyoshi)。

会場の上越市立歴史博物館