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関山演習場で日米共同訓練始まる 訓練開始式に隊員約100人参加

3か月前

陸上自衛隊と米海兵隊による日米共同訓練が2020年12月7日、新潟県上越市中郷区と妙高市にまたがる関山演習場などで始まった。同日、同演習場で訓練開始式が開かれた。

訓練開始式で訓示する日米両隊長
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訓練は、日米共同作戦時の連携強化と作戦能力の向上を目的に、沖縄県の負担軽減を図るオスプレイの訓練移転として実施。12月18日までの12日間、同演習場と群馬県の相馬原演習場などで行われる。新発田駐屯地の陸上自衛隊第12旅団第30普通科連隊基幹の約400人と、沖縄県のキャンプ・シュワブや普天間基地の米海兵隊約500人が参加する。

訓練内容は、島しょ部に対する攻撃を想定し、空中機動作戦などで対応する総合訓練や、実弾射撃などの機能別訓練、計画や命令を作成する指揮機関訓練など。米軍のオスプレイ6機を含む航空機14機が参加する。

訓練開始式には、日米の隊員約100人が参加。音楽隊による両国国歌の演奏や、日米の訓練統裁官による訓示などが行われた。

訓練開始式に臨む日米の隊員
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開始式後に記者会見が開かれ、統裁官の第30普通科連隊長、遠藤祐一郎1等陸佐は「日米両隊員の信頼、友情、強固な団結をもって着実に連携し、日米同盟をより強固なものにしたい」と決意を語り、新型コロナウイルス禍での実施について「共同訓練の継続は抑止力にもなる。手洗いやマスクの着用などを徹底し、感染防止に最大限に努めたい」と述べた。

第3-8海兵大隊長のニール・ベリー中佐は「今回の訓練は軍隊同士だけでなく、日本国民や国との関係を強化する非常に良い機会」と話し、オスプレイの危険性について問われると、「日本の皆さんや参加者が傷つけられることは絶対にあってはならない。海兵隊の飛行機はどれも安全だと考えている」と述べた。

記者会見で肘を合わせる遠藤1等陸佐(右)とベリー中佐
20201207日米共同訓練開始1

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