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未公開の鉄道施設巡る特別イベント列車を8月に運行 えちごトキめき鉄道

1か月前

新潟県上越市のえちごトキめき鉄道は、開業5周年記念として、同社の頸城トンネルの斜坑(作業用トンネル)や二本木駅のスイッチバック線路の雪囲いなど、普段は未公開の鉄道施設を見学する特別イベント列車を2020年8月に運行する。7月6〜9日に申し込みを受け付ける。

頸城トンネルの「大藤崎斜坑」(えちごトキめき鉄道提供)
トキ鉄大藤崎斜坑1

運行は「上越の鉄道遺産編」が8月1日、「頸城トンネル大探検編」は8〜9日の3日間。車両は同社のイベント列車を使用する。

頸城トンネルは、同社の日本海ひすいラインの能生駅と名立駅の間にある、全長1万1353mのJR以外では日本で一番長い鉄道トンネル。建設工事では、工期を短縮するため4本の斜坑(作業用トンネル)を設けて5つの工区に分けて掘り進め、着工から約3年後の1969年(昭和44年)に完成した。地下トンネルの中にある駅として知られる「筒石駅」は、4本の斜坑のうちの筒石斜坑を利用したものだ。

普段は立入禁止の大藤崎斜坑を見学できる(えちごトキめき鉄道提供)
大藤崎④入口-3

「頸城トンネル大探検編」の乗客のみに初公開されるのは、糸魚川市藤崎にある「大藤崎だいとうざき斜坑」。現在はトンネルの非常口や保守用通路として使用されている。筒石駅よりも長い洞窟のような階段を下り、頸城トンネルの最深部を探索する。筒石駅も見学する。

「上越の鉄道遺産編」では、全国的にも珍しいスイッチバックで知られる二本木駅のスイッチバック線路に設置されている、国登録有形文化財の「雪囲い」を初公開する。昨年の鉄道まつりで初公開が予定されていたが台風19号接近の影響で中止した。同社は先月、線路の敷石を缶詰にして売り話題となったが、販売された石は同駅の雪囲いに覆われた線路から採取された。このほか、旧頸城鉄道で走行していた車両を展示している上越市頸城区百間町の「くびき野レールパーク」も見学する。

二本木駅のスイッチバック雪囲い(えちごトキめき鉄道提供)
雪囲い中1

2コースとも昼食付きで一人7000円。定員各日30人。申し込みは7月6日午前10時から9日午後5時まで受け付け、定員を超えた場合は抽選となる。「頸城トンネル―」は電話(025-543-7889)、「上越の鉄道―」はメール([email protected])で受け付ける。問い合わせは同社イベント列車担当025-543-7889

特別列車のちらし