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上越地域のサメ食がラーメンに 麺屋あごすけで「わんたんフカソバ」限定販売

7か月前

新潟県上越地域独自のサメ食の文化を生かしたラーメン「上越発 わんたんフカソバ」が、上越市下門前のラーメン店「麺屋あごすけ」で2020年4月末まで限定販売されている。サメの肉や皮などをふんだんに使用した栄養満点の一品だ。

「上越発わんたんフカソバ」鮎正宗酒造の酒かすが添えられている
わんたんフカソバ②

上越地域では江戸時代後期からサメを食べる習慣があり、特に山間部では正月料理の煮こごりや煮付け、近年ではフライなどとして食べられている。市内のラーメン店店主らで作る上越愛麺会や同市木田の一印上越魚市場が「地元ならではの食文化を大切にし、継承していきたい」とサメを使ったラーメンを発案。さまざまなサメ料理を考案している同市の料理研究家、井部真理さんがコーディネートし、「上越サメラーメン」の第1弾として完成した。

サメ皮を蒸して抽出したコラーゲンやうまみがたっぷりのとりがらスープはしょうゆ味で、妙高市の鮎正宗酒造の純米にごり酒「さくらいろ」を混ぜ、さらにうまみを引き出した。ラーメンとともにピンク色をした同酒の酒かすが別皿で提供され、かけることで味の変化を楽しむこともできる。トッピングは、サメ肉のわんたん、サメ節、豚と鶏の2種類のチャーシューなど。

コーディネートした井部さん(左)と麺屋あごすけの月岡店主
わんたんフカソバ④

愛麺会会長で同店店主の月岡二幸さんは「(サメのラーメンは)初めてだったので勉強になった。親しみやすいラーメンでサメを発信できるのはすごく良いこと。さらに研究していきたい」と話していた。

井部さんは「サメは低カロリーで高タンパク、コラーゲンやビタミンも多く含まれており、1杯で栄養を取れる。酒かすも入っていて、元気も出る。サメの良いところだけを取り出した極上のラーメンになった」と笑顔を見せた。

価格は980円(税込み)。午後5時30分から同9時までの夜の部のみ提供する。水曜定休。問い合わせは同店025-545-3335