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古き良き時代の涼いかが 蔵に眠る約40年前の「子ども用蚊帳」の購入者募る

2週間前

新潟県上越市東本町1でかつて麻糸商を営み、現在は町家を生かした「瞽女ごぜミュージアム高田」となっている旧あさや高野は2020年6月24日から、蔵に眠っていた約40年前の子ども用のほろ蚊帳かやの購入者を募っている。ほろ蚊帳は昭和40年代頃までは、家庭で乳幼児が昼寝をする時などに使われていた。購入費用はミュージアム2階の改装費用に寄付される。

販売するほろ蚊帳は縦1.6m、横1.2mの五角形型7張と1.4m四方の八角形型1張。蚊帳の産地として知られる福井県のメーカーが製造し仕入れたもので、未使用。昭和50年代にあさや高野が廃業した後は、蔵で保管していたという。熱帯魚やヨット、野球少年などのイラストやチェックの柄、レースのフリルなどが、古き良き昭和の時代をほうふつとさせる。

販売するほろ蚊帳。子どもの昼寝などに使える(上越市東本町1瞽女ミュージアム高田で)
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軽い素材で、上部の紐を引くと傘のようにパッと開き、寝ている子どもの上にかぶせて使用する。蚊を避けるのはもちろん、現代では冷房の風が直接当たるのを防ぐこともできる。

あさや高野の町家で育った高野恒男さん(79)は「年配の方は懐かしいなあと思うだろうし、(若い人には)こういう物があったと知ってもらいたい。子どもを寝かせたいという需要はあるのではないか」と話している。

価格は5000円程度(応相談)。購入希望者が多い場合は抽選となる。申し込み、問い合わせは6月30日までに、高野さん080-1008-0040またはファクス025-522-1946で受け付けている。