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高校入試の出題範囲を1割縮小 新潟県教委 臨時休校の学習遅れに対応

3週間前

新潟県教育委員会は2020年6月22日、2021年3月に実施する公立高校入試の出題範囲を例年よりも1割程度、縮小することを発表した。新型コロナウイルスの感染防止のための臨時休校で、中学3年生に学習の遅れが生じていることを考慮した。入試日程は例年と変更はない。

県教委によると、新潟市を除く県内の小中学校では、臨時休校によって平均87時間分の学習の遅れが生じている。

出題範囲から除かれるのは、遅れが生じている時間数に相当する、3年生の3学期に学習する内容。国語は「書写」に関する事項、社会は公民分野の世界平和などの「国際社会の諸課題」、数学はデータを使って母集団の中から一部を取り出して調査し全体の傾向を推測する「標本調査」、理科は第1分野の「科学技術と人間」と第2分野の「自然と人間」、英語は文法のうち「間接疑問文」が出題範囲から除外される。

また一般入試より前の2月に実施するスポーツや文化、科学分野の活動に実績のある生徒が受験する「特色化選抜」は、新型コロナの影響で大会などが中止や延期となったことから、来年は出願資格に大会やコンクール、資格試験などの実績要件を設けないことも発表された。

来春の高校入試については、中学校の臨時休校が長引いたことから、文部科学省が各都道府県教委に対し、必要に応じた適切な工夫を講じるよう配慮を求めていた。